意思決定に必要な「経営指標」の本質的理解と価値創造のための財務戦略
財務や会計は、株主をはじめ広く社会に対して企業の状況を説明するための「経営指標」のひとつとなっています。つまり、経営者の責任と義務を明確にする指標の1つとして、経営の中枢に位置づけられるものといえます。したがって、専門職のための技術論ではなく、経営者・役員に必須の経営知識として基本をおさえておく必要があります。
戦略財務・会計セミナーでは、多様な演習問題やディスカッションを交えて、財務戦略と経営戦略との相関、企業価値創造・経営リスクの考え方、事業投資の意思決定、M&Aに至るまで、財務担当以外の経営幹部でも容易に理解し、活用できる必須知識を提供します。もちろん、財務担当幹部に対しても、知識の体系化と財務戦略における有益なツールを提供します。
ねらい
- B/S、P/L、C/F等の「数値」や「経営指標」の本質を理解する。
- 多様な演習や討議を交えて、事業投資の意思決定等の実践的知識を学ぶ。
- 企業価値向上に直結する財務戦略について、経営者の視点から学ぶ。
セミナー概要
- セミナー名
- 経営者・幹部のための戦略財務・会計セミナー
- 会 場
- 日本能率協会研修室(東京都港区芝公園3-1-22)
- 会 期
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2日間 通い オンライン
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C-76
2024年8月27日[火] 〜28日[水]
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C-77
2024年10月16日[水] 〜17日[木]
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C-78
2025年1月21日[火] 〜22日[水]
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C-76
- 定 員
- 36名
- 対 象
- 社長、取締役、執行役員、幹部
- 受講料
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日本能率協会 会員
253,000円(1名/税込)
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会員外
286,000円(1名/税込)
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日本能率協会 会員
価値創造経営のための財務・会計
- 企業会計の基本
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- B/S、P/L、C/F
- 日本の会計基準、国際会計基準、IFRS
- 企業価値向上の考え方
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- 株主の役割、企業価値とは
- 財務の健全性
- 企業財務の基本
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- 資本コスト
- キャッシュフロー、IRR・NPV、資金調達
- 格付け、投資管理
- 経営リスク管理
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- 経営リスクのトータル管理
- 最適資本構成
- 価値創造経営の実践
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- 株主価値創造経営の手法
- M&A、ROE、ROA
講師
※敬称略 ※2023年度実績
安田 和裕
Yasuda & Co.
代表
1980年 京都大学卒業。丸紅株式会社入社
2000年 FPリンク証券株式会社代表取締役 社長
2004年 丸紅株式会社為替証券部長
2005年 同社投資金融部長
2010年 同社金融・物流・情報部門部門長代行
2012年 丸紅米国会社CFO
2015年 アイ・シグマ・キャピタル株式会社 代表取締役社長
2018年 株式会社京都セミコンダクター監査役
2022年 株式会社京都セミコンダクター監査役退任
森 達哉
オフィス・プライフィス
代表
一橋大学商学部卒業。総合商社M&AチームでM&Aアドバイザリー業務を担当後、大手建材メーカーで、投資営業・投資審査・営業企画・経営企画・特命プロジェクト業務・人事制度改革・新規事業立上げなどの業務を経験。その後、医療機器メーカーグループ会社の経営再建を実行し、経営再建を主導。就任後の決算で過去最高営業利益を計上。退任後、プライベート・エクイティ投資に従事し、複数の投資先企業の非常勤取締役として投資先の企業価値向上を支援。
2012年11月よりオフィス・プライフィス代表。複数の企業で経営実務経験に根ざした研修セミナーや各種コンサルティングを行っている。
リアルケーススタディ
「経営者・ゲスト講師」(2023年度実績)
※敬称略
シニアアドバイザー
取締役会長
代表
参加者の声
- 財務・会計は企業経営に必須であることは認識しており、これまで個人で学習していたが、今回のように入門的かつ実務面をフォローした内容の研修は大変有難かった。
- これまでもいくつか財務・会計のセミナーに参加したが、何故これが経営上重要で、どのように活用すれば良いかを教えていただいたのは初めてであった。
- 財務・会計に日頃関わっていない者にも、経営視点を養うことのできる内容であった。実習があるのも良かった。
- 豊富なキャリア、自分の学問・経験を持っている講師の講義は説得力があった。大変参考になるものでした。
- 経済産業省の情報や新聞記事などを織り込みながら理論と実践の両面で解説されていて、大変勉強になりました。
- 他社、他業種の方々の見識を聞けることはとても良い経験になりました。事業の評価や撤退基準など、どこでもあるトピックで話しやすかったです。