経営戦略におけるトップマネジメントのイニシアチブとは
近年の経営における外部環境の激しい変化に伴い、トップマネジメントは海外展開、事業再編、異業種への参入、成長分野への投資など新たな打ち手とともに、構造も的確に変革していかなければなりません。企業の全体最適・将来最適を見据えながら限られた経営資源の配分と有効活用を考え、優先順位を決断する。まさにトップマネジメントの見識と判断力、責任感が問われる時代だといえます。 経営戦略セミナーでは、経営戦略の策定・実行・評価において、トップマネジメントに求められる視点と行動を、知識と豊富な事例解説、受講者相互のディスカッションを通じて総合的に学びます。さらに、構造改革と業績向上を実現した経営経験者の体験を通じて考察を深めていきます。ねらい
- 経営者・幹部にとって必須である「経営戦略」の要諦を習得する。
- 豊富な演習と討議を通じて、経営者・幹部に求められる戦略の策定・実行・評価の視点や行動を学ぶ。
- 経営改革で成果をあげた経営者や、他社の参加者との対話等から、自身の戦略思考を磨く。
セミナー概要
- セミナー名
- 経営者・幹部のための経営戦略セミナー
- 会 場
- 日本能率協会研修室 もしくは 都内研修会場
- 会 期
-
2日間 通いもしくはオンライン
- B-752023年7月13日(木)~14日(金)
- B-762023年10月5日(木)~6日(金)
- B-772024年 1月17日(水)~18日(木)
- 定 員
- 36名
- 対 象
- 社長、取締役、執行役員、幹部
- 受講料
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- 日本能率協会 会員253,000円(1名/税込)
- 会員外286,000円(1名/税込)
戦略のデザインと実行
- 全社戦略とトップマネジメントの役割
-
- トップマネジメントが決断すること
- 戦略的思考、コアコンピタンス
- マクロトレンド
- 定石の理解と具体的な企業経営への対応
- 事業の競争戦略の構築と実施
-
- 事業戦略・機能別戦略の策定、実行、評価
- 自社の勝ちパターンと推進体制を見出す
- 目標達成に向けた行動計画の進捗管理
講師
※順不同 ※敬称略 ※2023年度登壇予定
池上 重輔
早稲田大学
大学院経営管理研究科
(ビジネススクール)
教授
早稲田大学商学部卒業。一橋大学経営学博士、ケンブリッジ大学経営大学院MBA、シェフィールド大学大学院国際関係学修士、ケント大学大学院国際関係学修士、シェフィールド大学大学院国際政治経済学修士。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、MARS JAPAN、ソフトバンクECホールディングス、ニッセイ・キャピタルを経て2016年より現職。東証一部上場企業の社外監査役、社外取締役を歴任。Academy of International Business (AIB) Japan country director。国際ビジネス研究学会(JAIBS)、日本マーケテイング学会、戦略研究学会の理事。著書に『日本のブルー・オーシャン戦略』(ファーストプレス)、『シチュエ―ショナル・ストラテジー』(中央経済社)、『インバウンド・ビジネス戦略』編著(日本経済新聞社)、『インバウンド・ルネッサンス』編著(日本経済新聞社)、『マーケテイング実践テキスト』編著(日本能率協会)等多数。
岡田 正大
慶應義塾大学
大学院経営管理研究科 教授
早稲田大学政治経済学部政治学科卒、本田技研工業を経て、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。アーサー・D・リトル(ジャパン)社にてIT業界の戦略コンサルティングを経験後渡米、米国オハイオ州立大学でジェイ・バーニー教授に師事し、経営学博士号(Ph.D.)を取得して現職。専門は企業戦略理論。
リアルケーススタディ
「経営者・ゲスト講師」
※順不同 ※敬称略 ※2023年度登壇予定
登壇日7月13日(木)
代表取締役社長
登壇日10月5日(木)
取締役副社長
登壇日1月17日(水)
リアルケーススタディ
※順不同 ※敬称略 ※2021年度、2022年度実績
参加者の声
- 経営者の視点を意識して戦略を考えるいい機会となった。
- 講義、事例紹介、グループ討議、全体討議が上手く配分されており、十分な内容であった。また、学び・気づきも多く、自社の戦略策定時に活用していきたい。
- 異業種メンバーとの討議は、自社内とは視点・視野が異なり、とても考えさせられる内容であった。
- 経営トップの実体験からのお話は、重みがあった。特に、苦しい時の“心持ち”について非常に参考になった。
- 新規事業、事業拡大、新規参入、企業再生など考えさせられるケーススタディを、自身の現況と重ねて考えることができました。
- 他社の方々や事例に触れることはとても刺激になりました。実例を用いた講義内容で、自分の今後の行動、思考の参考になります。