「企業の社会的責任」を形式ではなく、実質で議論する ~ 取締役として、「企業の目的」を間違えないために ~
新任取締役セミナーでは、部門を超え経営全体に責任を持つことが求められる取締役にとって必要な全社経営戦略策定や組織に対する考え方など、大局的視点と心構えを学びます。2泊3日の合宿形式で、厳しい経営環境の中で健全な危機意識を持続し、企業価値向上に向けて組織を導く企業の最高意思決定者としての決断軸を磨きます。また講師・異業種の参加者同士による相互学習により、自社・自分自身・経営に対する新たな気付きを得ることができます。
ねらい
- 経営全体に責任を持つことが求められる「取締役」にとって必要な大局的視点と心構えを学ぶ。
- 健全な危機意識を持続し、企業価値向上に向けて組織を導く、最高意思決定者としての決断軸を磨く。
- 他社の取締役との相互学習や企業文化(価値観など)に触れることで、新たな気づきを得て、持論を磨く。
セミナー概要
- セミナー名
- 新任取締役セミナー
- 会 場
- 都内ホテル
- 会 期
-
2泊3日
- 第119回
2026年8月19日(水)~21日(金)
- 第120回
2026年11月19日(木)~21日(土)
- 合同フォローアップ研修会
2027年2月5日(金)
- 第119回
- 定 員
- 30名
- 対 象
- 新任取締役(※開催日当日に「取締役」である方にご参加をお願いします。)
- 受講料
-
- 日本能率協会 会員
743,600円(1名/税込)
- 会員外
881,100円(1名/税込)
- 日本能率協会 会員
経営者・ゲスト講演(2025年度実績)
※敬称略 ※順不同 ※役職は登壇時現在

代表取締役社長 兼 社長執行役 工藤 幸四郎

顧問 三枝 富博

取締役会長 岩井 睦雄

取締役社長CEO 岡田 直樹

取締役会長兼取締役会議長 小路 明善

代表取締役会長CEO 菖蒲田 清孝
コーディネータ
※各回一人のコーディネータが担当します ※2025年度実績 ※敬称略

講義・対話1菊地 唯夫 ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
1988年早稲田大学政治経済学部卒業後、日本債券信用銀行頭取秘書、ドイツ証券東京支店投資銀行本部ディレクターなどを経て2004年ロイヤルホールディングス入社。 総合企画部長、法務部長、管理本部長などを経て2010年代表取締役社長、2016年代表取締役会長(兼)CEO、2019年代表取締役会長に就任(現任)。2020年4月より京都大学経営管理大学院特別教授。2016年5月より2年間、一般社団法人日本フードサービス協会会長を務めた。

講義・対話2挽野 元 アイロボットジャパン合同会社
代表執行役員社長
講師
※順不同 ※敬称略 ※2025年度実績

講義・対話中島 茂 中島経営法律事務所
弁護士・弁理士
東京大学法学部卒業。経団連「行動憲章」策定・改定等に関与。投資信託協会規律委員会委員、財務会計基準機構評議員会評議員、東京理科大学上席特任教授等を務める。2006年~2011年日経ビジネス 弁護士ランキング(コンプライアンス部門・危機対応部門)5年連続1位。著書に『取締役物語 ―花と嵐の一年』(中央経済社)、『株主を大事にすると経営は良くなるは本当か?』『社長!その会見、会社を潰します』(いずれも日本経済新聞出版社)『コンプライアンスのすべて~取り組むことが求められるこれまでとこれからのテーマ~』(第一法規)ほか多数。

講義・対話西山 茂 早稲田大学
大学院経営管理研究科
(早稲田大学ビジネススクール)教授
早稲田大学政治経済学部卒。ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA修了。監査法人ト-マツ等にて会計監査、M&A支援、株式公開支援、企業研修などの業務に従事。2006年より現職。学術博士(早稲田大学)。公認会計士。上場公開企業の社外役員を歴任。主な著書に、『企業分析シナリオ第2版』『「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書』(以上、東洋経済新報社)、『戦略管理会計改訂2版』(ダイヤモンド社)等がある。

講義・対話名和 高司 一橋大学大学院
国際企業戦略専攻
客員教授

講義・対話藤川 佳則 一橋大学大学院
国際企業戦略専攻
教授

講義・対話守屋 淳 作家
中国古典研究家
1965年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、作家として「孫子」「論語」「韓非子」「老子」「荘子」などの中国古典や、渋沢栄一などの近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、企業での研修、講演を行う。主な著書に「オリエント東西の戦略史と現代経営論」「最高の戦略教科書 孫子」(いずれも日本経済新聞出版)、『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)などがある。
参加者の声
- 各業界の経営トップからの考え方、自身の経験からの価値観、企業価値向上に向けた取り組み、判断軸・目線が勉強になった。取締役としての心構えや人材育成の重要性を再認識した。
- 3日間にわたり、次々に登壇される経営者講師の苦労話や経験に裏付けされた話から、数々の気づきを得た。
- 経営理念の重要性と社会の変化への対応、トップの覚悟と姿勢、トップと現場の距離など講義やディスカッションを通してクリアにできた。
- 過去にいろいろな研修を受けたが、このセミナーはレベル、目線、内容ともに素晴らしかった。
- 参加者それぞれの考え方は多様であるが、同じ取締役という立場で悩みの共有ができた。それらを糧に明日から頑張ろうと思った。




