経営者・幹部の 意思決定とリーダーシップセミナー

不確実性とリスクの下での戦略的意思決定トレーニング

トップマネジメントの主な仕事は不確実性やトレードオフの中での「意思決定」であると言っても過言ではありません。「質の高い意思決定」を行うために、そのメカニズムや陥りやすい罠、意思決定の方法論について予め習熟しておく必要があります。
意思決定とリーダーシップセミナーでは、トップマネジメントが質の高い意思決定を行うための要諦について、体系的な知識に加え豊富な事例解説と受講者相互のディスカッションを通じて体系的に学びます。また、意思決定をはじめとした全ての企業行動において揺るがない礎を構築した経営者の体験を通じて考察を深めていきます。

ねらい

  • 経営者・幹部にとって必須である「意思決定」の要諦を習得する。
  • 体系的な知識と豊富な演習・討議を通じて、経営者・幹部としての「質の高い意思決定」思考を鍛える。
  • 質の高い「意思決定」をし、「リーダーシップ」を発揮された経営者との対話から、リーダーシップを磨く。

セミナー概要

セミナー名
経営者・幹部の 意思決定とリーダーシップセミナー
会 場
日本能率協会研修室(東京都港区芝公園3-1-22)
会 期
2日間 通いもしくはオンライン
  • E-422022年2月15日(火)~16日(水)申込終了
  • E-432022年6月 9日(木)~10日(金)申込終了
  • E-442022年9月27日(火)~28日(水)申込終了
  • E-452022年12月6日(火)~7日(水)申込終了
  • E-462023年2月2日(木)~3日(金)
2023年度の会期はこちら
定 員
36名
対 象
社長、取締役、執行役員、幹部
受講料
  • 日本能率協会 会員

    231,000円(1名/税込)

  • 会員外

    264,000円(1名/税込)

プログラム

1日目
9:30

「トップマネジメントとしてのイニシアチブ」

  • 1)困難な状況への取り組み姿勢
  • 2)意思決定の覚悟
  • 3)意思決定への取り組み方
  • 4)不確実要因のとらえ方
  • 5)価値判断尺度

    演習意思決定思考の基本アプローチ

リアルケーススタディ「経営者・ゲスト講演」

トップマネジメントに求められる意思決定の要諦についてお話いただきます

17:30

18:30

名刺交換・情報交換会

2日目
9:30

「企業経営における実践的リーダーシップ」

  • 1)実践的リーダーシップ・スタイル
  • 2)戦略とオペレーションの峻別と包括的マネジメント
  • 3)戦略的マネジメントの実務化
  • 4)ビジョンの設定とその役割
  • 5)戦略アジェンダ(戦略課題リスト)の設定
  • 6)戦略構想とフレーミングの発想起点
  • 7)創造的戦略構想作り
  • 8)戦略の中身と作りこみ作業
  • 9)収益モデル/ビジネスモデル/リスクリターン分析

    演習フレーミングと戦略代替案作り

「組織運営と企業変革のリーダーシップ」

  • 1)戦略提案に関するディスカッション
  • 2)企業文化変革へのアプローチ
  • 3)事業構想や物事への取り組みにおける発想の気構え

振り返り、まとめ

戦略のデザインと実行

実践的戦略マネジメントの全体体系
  • 意思決定の観点から見た戦略的マネジメント
  • 意思決定思考の基本原則
戦略課題への取り組み
  • 課題検討のための枠組み設定
  • 戦略代替案作りと不確定要因への対応
  • 価値判断基準とトレードオフ
トップマネジメントの意思決定の実際
  • トップマネジメントの意思決定
  • 新規事業の意思決定
  • 設備投資、国際ビジネスの意思決定

ディシジョン・クオリティの6要素

意思決定の質を左右する6要素 6つの要素のうち、最も弱い部分がディシジョン・クオリティ全体の質を左右する…どの1つも欠けてはならず、バランスが重要
  • 1

    Frame的確なフレーム(考え方の枠組み)

  • 2

    Alternatives創造的かつ実行可能な戦略代替案

  • 3

    Information有用かつ信頼性の高い情報

  • 4

    Value明確な価値判断基準

  • 5

    Logic明快かつ正しいロジック

  • 6

    Commitment実行への関係者全体のコミットメント(やる気・覚悟・決意)

6要素の意味合いと、オペレーショナル・マネジメントの関係

講師

※順不同 ※敬称略 (各回お一人の講師が担当します。)

籠屋 邦夫氏

籠屋 邦夫 ディシジョンマインド社 代表 
ディシジョンアドバイザー
中央大学ビジネススクール 客員教授

1978年、東京大学大学院化学工学科修了。1984年 スタンフォード大学大学院エンジニアリング・エコノミック・システムズ学科修了。三菱化学にて新製品・新製造プロセスの開発、マッキンゼー社東京事務所にて企業ビジョン策定・全社組織改革などのコンサルティングに従事。
1990年シリコンバレーに本拠を置くHoward教授創立のストラテジック・ディシジョンズ・グループ(SDG)に参画。2000年ATカーニー社ヴァイスプレジデントを経て、2002年より現職。企業やビジネスマンの戦略スキルや意思決定力向上を支援する活動に力を入れている。

リアルケーススタディ「経営者・ゲスト講師」(2022年度)

※敬称略

登壇日6/9(木)

和田 洋一氏

和田 洋一 元 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
代表取締役社長

登壇日9/27(火)

中山 哲也 トラスコ中山株式会社
代表取締役社長

登壇日12/6(火)

久夛良木 健 アセントロボティクス株式会社
代表取締役CEO
(元 ソニー・コンピュータエンタテインメント 代表取締役社長)

登壇日2/2(木)

東 和浩 株式会社りそなホールディングス
シニアアドバイザー

リアルケーススタディ「経営者・ゲスト講師」

※順不同 ※敬称略 ※2021年度実績

堀内 康隆氏
堀内 康隆 ブックオフグループホールディングス株式会社
代表取締役社長
喜多村 円氏
喜多村 円 TOTO株式会社
代表取締役 会長 兼 取締役会議長
金井 政明氏
金井 政明 株式会社良品計画
代表取締役会長

参加者の声

  • 意思決定を行うにあたって、効果的で、ロジカルかつ客観的な判断手法を学べた。
  • 意思決定の手法を整理する過程で、リーダーとしての役割を再認識できた。
  • 社内の旧態依然とした議論の進め方、検討の進め方に限界を感じていたので、今回学んだ意思決定プロセスを社内に広めることを考えます。
  • 意思決定には人間の感情が含まれるため、どのように決定していくのか、プロセスの重要さに改めて気づきました。
  • 異業種の方々とのディスカッションは、視点の違いもあり刺激的で、多くの気づきがあった。
  • 経営者講演では、経営者としての責任、本気度を感じられて刺激になった。
  • 事業を成功させるためには、強い信念と実行と謙虚さが必要であることが理解できた。
  • 体験に根ざした生々しいお話で、ご自身の価値観や生きざまに触れることができ、感銘を受けました。
  • 会場参加とオンライン参加の混合セミナーでしたが、スムーズだと感じました。